きしゃぽっぽのブログ

葛飾区のコミュニティFM・かつしかFM(78.9MHz)で、毎週火曜日・22:00~23:00に 放送中の鉄道番組「きしゃぽっぽ」に連動するつもりのブログ。

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第506回放送(きしゃぽっぽ506号)

2007-01-21-Sun-20:30
★担当乗務員:ひらの 美濃 あきもと

★特集:「コンテナ」

まぁ、先週大門くんが口走ってしまったため、この特集になってしまったわけですが(w。
美濃車掌が入るとただでさえマニアックな内容になるのに、今回はそれに輪をかけた感じに……。

みなさん、コンテナの話題についていけましたでしょうか……。


DSCF0312-2.jpg

写真は、山手貨物線・池袋付近です。

今回は追加の解説がかなり長くなりますので、「きしゃぽっぽニュース」を先に載せておきます。

★きしゃぽっぽニュース
・1/11■ JR長野支社 新団体専用車「いろどり」を公開
・1/12■ JR盛岡支社 ポイント除雪「エアージェット」を初設置
・1/15■ JR貨物・OT 高速石油タンク列車を拡大
・1/15■ 東京メトロ・ANA PASMO開始を機に営業面で提携
・1/16■ JR北海道 人気の日本縦断鉄道の旅を開催
・1/19■ JR北海道 特急「旭山動物園号が4月28日にデビュー
(以上、交通新聞より)

・1月18日付 神奈川新聞 
 横浜博覧会で活躍のレトロ車両がミャンマーで”第三の人生”
・1月15日付 Record China
 新幹線がモデルの新型高速電車「CRH-2」登場―上海市

・1月12日付 東京新聞群馬版
 『わたらせ渓谷鉄道修正経営計画提示―年間赤字6000万円に圧縮』
・1月13日付 東京新聞
 『「開かずの踏切」立体化  都と区 せめぎ合い』
・1月15日付 東京新聞栃木版
 『こちら“元祖”東京駅 東武ワールドスクウェア 丸の内駅舎復元で脚光』
・1月17日付 東京新聞
 『正念場 「台湾のぞみ」“慣らし運転”延長』
・1月20日付 東京新聞茨城版
 『水郡線に新型車両お目見え JR水戸駅でセレモニー』
・1月13日付 埼玉新聞
 『乗客に優しい駅に さいたま市長 浦和駅高架化を視察』
・1月15日付 埼玉新聞
 『高架ホームに“1番電車”浦和駅』

※きしゃぽっぽニュース協力:桃野実さん



★コンテナについて
言いだしっぺの大門くんが解説を作成しましたが、放送で紹介しきれませんので、ここに転載しておきます。(少し加筆しました)


★コンテナ列車の歴史
 日本で最初に運転されたコンテナ列車は、1959年(昭和34年)に運行開始された汐留~梅田間のコンテナ特急「たから号」です。コンテナ輸送が開始された当初は、その形状から長物車に分類されていましたが、1966年(昭和41年)3月の車両形式称号規程改正により、長物車から「コンテナ車」として分離され、記号「コ」が制定されました。その際、それまで記号「コ」を使用していた衡重車(車両の重さを量るはかりの精度を調べる重りを積んだ事業用車)は検重車に改称され、記号も「ケ」に改められています。

 コンテナ車は、コンテナ輸送黎明期には2個または3個積みのローカル線用の2軸車も存在しましたが、基本的に車体中央部の高さを大きくした魚腹形台枠をもつ2軸ボギー車が現在に至るまで主力となっています。
 初期のコキ5500形では10フィート形コンテナ5個積でしたが、1971年(昭和46年)に登場したコキ50000形以降は12フィート形コンテナ5個積みが標準となり、それ以前に製造された10フィート形コンテナ5個積のものは、12フィートコンテナ4個積みに改造されています。
 コンテナ輸送は、拠点間の高速輸送においてメリットを発揮することから、高速化にも意が注がれており、最初のコンテナ列車「たから号」の最高速度は、当時の一般的な貨物列車の最高速度65km/hを大きく上回る85km/hで、1966年(昭和41年)には、最高速度100km/hのコキ10000形が登場しました。しかし、コキ10000形はブレーキ装置などへの圧縮空気供給の関係から、牽引する機関車が限定されるなどの欠点もあり、1971年からは最高速度を95km/hとしたコキ50000形へと移行します。

 1987年(昭和62年)の国鉄分割民営化後に貨物輸送を引き継いだJR貨物は最高速度110km/hのコキ100系を開発しました。コキ100系は、海上コンテナの積載に配慮して床面を下げており、後年製造された改良型では、より多様なコンテナの積載に対応するようになっています。
 2004年(平成16年)には、さらなる高速化を図るため、動力分散式を採用した日本初の本格的貨物電車列車M250系が登場した。同車により、最高速度130 km/hによるコンテナ輸送が東京貨物ターミナル~安治川口間で行なわれています。


★コンテナの種類
※あまりにも種類があるため、現在主力の18系と19系のみ解説しています。

-JRコンテナ-

[ 11フィート ]
有蓋コンテナ
C10形 C11形 C12形

[ 12フィート ]
有蓋コンテナ
C20形 C21形 C30形 C31形 C35形 C36形 C40形 C95形 NC1形 ZC1形 18A形 18B形 18C形 18E形 20A形 20B形 20C形

18D形
→JR貨物が国鉄形コンテナを置き換える目的で1988年(平成元年)から1990年(平成3年)までに23,600個もの大量数を製造した12フィートコンテナの一種。
  両側扉二方開きで、外法寸法は高さ2500mm、幅2438mm、長さ3715mmと従来のコンテナよりも全長が長くなっています。最小内法寸法は高さ2209mm、幅2261mm、長さ3642mm。側入口は高さ2159mm、幅3635mm。床面積は8.3㎡、内容積は18.3㎥。最大積載量は5t。外観は塗色は18A形などと同一(旧JR貨物標準色=ブルー)ですが、塗装パターンが異なる形へ変更されています。
  その製造数から一気に一大勢力のコンテナとなり一時代を築きましたが、近年は老朽化も目立つようになり、静脈物流専用のW18D形への改造が進んでいます。

19A形
→両側扉二方開きで、外法寸法は高さ2500mm、幅2500mm、長さ3715mmと従来のコンテナよりも全幅が大きくなっています。内容積は19.0㎡となり現在でも12フィートコンテナでは最大容量を誇ります。最大積載量は5t。
  外観塗装は従来のものから一新され、上部がJRFレッド、下部がブラックで、ホワイトでJRFのロゴが配されたものへとなりました。ただし、トップナンバーの19A-1のみは何故か18シリーズと同様のブルーで一色塗りされており異彩を放っているます。
  幅が広いことが本形式の特徴ですが、それ故トラック積載時に問題が発生する可能性があるとの点から1,000個で製造終了しました。近年は老朽化も目立つようになってきましたが、幅の広い本形式を指定して使用する業者・荷物もあるため廃棄ではなく、内張り合板の張り替えによる更新工事が行われています。施工済みのものには型式番号前に丸印がつけられています。

19B形
→19A形で発生したトラック積載時の問題を解決するため、幅を若干狭くして登場しました。19B形以後の19系シリーズコンテナはすべて本形式と同サイズで製造されています。
  両側扉二方開きで、外法寸法は高さ2500mm、幅2450mm、長さ3715mm、自重1.5t。内容積は18.7㎥。最大積載量は5t。
  外観塗装は19A形の下半分に施されていた黒塗装を省略し、JRFレッド一色にホワイトでJRFのロゴが配されたものになりました。また製造時期によってJRFロゴのサイズや会社名の表記が異なり、細かなバリエーションが多数存在します。
  近年はやはり老朽化が目立つようになり、内張りを張り替える更新工事を施されたものも多く、更新されたコンテナは再塗装されデザインの変わった(小さなJRFロゴに変更)もの、形式番号の前に丸印がついたもの、型式番号の後に+(プラス)がついたもの・Rの文字がついたものなどがあり多種多様になっています。

19C形
→19B形に荷崩れ防止のための機構をつけた形式で、内部には仕切用のポリプロピレン製パネルが吊されています。
  両側扉二方開きで、外法寸法は高さ2500mm、幅2450mm、長さ3715mm、自重1.5t。内容積は18.5㎥。最大積載量は5t。外観塗装は19B形同様JRFレッド一色にホワイトでJRFのロゴが配されています。

19D形
→両側扉二方開きで、外法寸法は高さ2500mm、幅2450mm、長さ3715mm。最小内法寸法は高さ2252mm、幅2270mm、長さ3642mm。側入口は高さ2187mm、幅3635mm。床面積は8.3㎡、内容積は18.7㎥。最大積載量は5t。
  19B形とは船積用の簡易隅金具が付いた点で異なります。また、量産中に側面に「環境に優しい鉄道貨物輸送」(中期)もしくは「環境に優しい鉄道コンテナ」(後期)とステッカーが貼られるようになりました。このステッカー貼付は本形式から始まったものです。
  当初の主力形式の18D形に代わり、現在も主力形式として増備が続いています。

19E形
→19C形の後継であり、上部四隅に簡易隅金具が付いた点が違異なります。荷崩れ防止のための機構があり、内部には仕切用のポリプロピレン製パネルが吊されています。
  両側扉二方開きで、外法寸法は高さ2500mm、幅2450mm、長さ3715mm、自重1.5t。内容積は18.5㎥。最大積載量は5t。外観塗装は19C形同様JRFレッド一色にホワイトでJRFのロゴが配されています。

19F形
→19系シリーズ初の片側妻扉・側扉の二方開きで、外法寸法は高さ2500mm、幅2450mm、長さ3715mm、自重1.5t。内容積は18.9㎥。最大積載量は5t。
  ただし妻面と側面という扉構造のため隅金具が設置できず、本形式には隅金具がありません。また外観上の扉のない面には、久々にリブ(コルゲート・波板ともいう)が復活しています。
  非扉側の妻面型式番号表記が初期は横書き、後記は縦書き2列で側面に「地球環境に優しい鉄道貨物輸送」というステッカーが付くなど形式内で細かな差異が見られます。またこのステッカーは他形式と内容もサイズも異なります(他より一回り小さく、「地球」環境に~となっている)。19G形と並んで、現在の片妻面・片側面開き12フィートコンテナの標準型として活躍しています。

19G形
→19F形に続き片側妻扉・側扉の二方開きで、外法寸法は高さ2500mm、幅2450mm、長さ3715mm、自重1.5t。内容積は18.8㎥。最大積載量は5t。
  隅金具が設置できなかった19F形を改良し、隅金具付きで登場しました。隅金具分だけコンテナ内部に出っ張りがあります。また雨漏り対策も取られています。外観上は扉のない面ににリブがあるなど、19F形とよく似ています。
  初期は「環境に優しい鉄道貨物輸送」、後期は「環境に優しい鉄道コンテナ」のステッカーが当初から貼られています。現在も片妻面・片側面開き12フィートコンテナの標準型として製造・活躍しています。

無蓋コンテナ
M2A形

冷蔵コンテナ
R11形 R94形

タンクコンテナ
T10形 T11形 T14形 T16形 T32形 T60形 T70形

通風コンテナ
V10形 V11形 V18A形 V18B形 V18C形 V19A形 V19B形

廃棄物コンテナ
WC35形 WC36形 W18D形

事業用コンテナ
Z形 ZGZ形 ZM6形 ZX17A形 ZX18A形

[ 15フィート ]
有蓋コンテナ
24A形

[ 20フィート ]
有蓋コンテナ
30A形 30B形 30C形 30D形

無蓋コンテナ
M12A形 M12B形 M15A形

冷蔵コンテナ
R26A形 R27B形

冷凍コンテナ
F26A形 F27A形

電源コンテナ
G30A形

事業用コンテナ
ZG形

[ 30~31フィート ]
有蓋コンテナ
42A形

事業用コンテナ
Z54A形 ZX45A形


-私有コンテナ-
頭の「U」が私有コンテナの識別記号です。

[ 12フィート ]
有蓋コンテナ
NC1形 NC2形 UC1形 ZC1形 U11D形 U16A形 U17A形
U18A形 U19A形 U19B形 U19D形 U20A形 U20B形 U22A形

無蓋コンテナ
UM1形 UM8A形 UM8C形 UM9A形 UM9C形

通風コンテナ
UV1形 UV17A形 UV18A形 UV19A形

冷蔵コンテナ
UR1形 UR4形 UR15A形 UR16A形 UR17A形 UR18A形 UR19A形 UR20A形

冷凍コンテナ
UF11A形 UF12A形 UF13A形 UF14A形 UF15A形 UF16A形 UF17A形

タンクコンテナ
UT1形 UT3形 UT2A形 UT2C形 UT3A形 UT3C形 UT4A形 UT4C形 UT5A形
UT5C形 UT5E形 UT5F形 UT6A形 UT6C形 UT07C形 UT10A形

ホッパコンテナ
UH1形 UH3形 UH6A形 UH8A形 UH10A形


[ 20~24フィート ]
有蓋コンテナ
UC5形 UC7形 U8D形 U28A形 U28B形 U29A形 U29B形 U30A形 U30B形 U30D形 U30S形 U31A形
U31D形 U32A形 U33A形 U34A形 U35A形 U37A形 U38A形 U40A形 U41A形 U42A形

無蓋コンテナ
UM5形 UM11A形 UM12A形 UM13A形 UM14A形 UM14C形 UM15A形 UM16A形 UM19A形 UM20A形

通風コンテナ
UV26A形 UV30A形 UV31A形 UV32A形

冷蔵コンテナ
UR5形 UR29A形

冷凍コンテナ
UF24A形 UF25A形 UF26A形 UF27A形 UF28A形

タンクコンテナ
UT5形 UT6形 UT7形 UT9形 UT03C形 UT6A形 UT06C形 UT7A形 UT7C形 UT8A形 UT8C形
UT9A形 UT9C形 UT9F形 UT10A形 UT10C形 UT11A形 UT11C形 UT11F形 UT12A形 UT12C形
UT13A形 UT13C形 UT13F形 UT14A形 UT14C形 UT15C形 UT16A形 UT16C形 UT17A形 UT17C形
UT18A形 UT18C形 UT19A形 UT19C形 UT20A形 UT20C形 UT21C形

ホッパコンテナ
UH5形 UH16A形 UH17A形 UH19A形 UH20A形 UH20B形 UH22A形

[ 30~31フィート ]
有蓋コンテナ
U43A形 U45A形 U46A形 U47A形 U47B形 48A形 U49A形
U50A形 U51A形 U51D形 U52A形 U53A形 U53D形 U54A形 U55A形 U60A形
※U54Aのうち、30001~30060番は、M250系・スーパーレールカーゴ専用となっています。


無蓋コンテナ
UM20A形 UM21Z形 UM30S形

通風コンテナ
UV42A形 UV46A形 UV47A形 UV50A形 UV51A形 UV52A形 UV54A形 UV56A形 UV57A形

冷蔵コンテナ
UR48A形 UR52A形

冷凍コンテナ
UF39A形 UF40A形 UF41A形 UF42A形 UF43A形 UF44A形 UF45A形 UF46A形 UF47A形

タンクコンテナ
UT24C形 UT26C形


主要なコンテナについては、JR貨物公式サイトに写真があります。
また、番組で少し紹介しました私有コンテナを保有している主要企業を紹介しておきます。
日本石油輸送
ヤンマー
日本フレートライナー
日本通運



国際海上輸送コンテナ
 国際海上輸送は、効率化のためISO規格の20フィート・40フィートコンテナが利用されています。その陸上輸送において、モーダルシフトの観点からトラック輸送から鉄道輸送に切り換える例が増加しています。
 その増加に対応するため、ISO20フィート・40フィートコンテナが積載可能なコキ106形・コキ200形の増備が続けられ、海上コンテナ取扱駅も徐々に拡充しています。
 一方で、ISO規格コンテナでは容量が大きすぎて多品種少量輸送に向かないため、JR規格の12フィートコンテナを3個積載できるISO40フィートコンテナサイズのラックコンテナを全国通運が開発しました。



★新型貨物電車M250系(スーパーレールカーゴ)
2004年3月から東京貨物(タ)~安治川口間で運転を開始したこの貨物電車についてはこちら。
http://www.jrfreight.co.jp/eigyou/service/index06.html
http://www.sg-hldgs.co.jp/eco/page03.html



★コンテナ輸送管理(IT-FRENS&TRACEシステム
 「IT-FRENS」は、鉄道コンテナ輸送管理システム「FRENS」を強化、「TRACE」はフォークリフトにGPSなどを搭載して駅構内のコンテナ留置位置・積載・取卸状況をリアルタイムに把握できるようにしたシステムで、2005年10月から本格稼動を開始しました。
 IT-FRENS&TRACEシステムの導入効果は下記の通り。
 1.駅構内のコンテナ位置・状態(積・空)をリアルタイムで把握
  →荷主への輸送情報の精度が向上し、コンテナ荷役と集荷配達作業の待ち時間を削減。
 2.列車予約の際、適切な列車を自動選択
 3.webでの列車予約・状況紹介が可能に
 4.コンテナ荷票に基づいた荷役作業の解消
※番組中で触れました「コンテナ荷票」は、IT-FRENS&TRACEシステムの本格稼動に伴い、2006年1月10日に原則として廃止となっています。
鉄道輸送に“革命”コンテナや貨車にICタグ~東京新聞より)



★貨物時刻表
年1回、JRグループの大規模ダイヤ改正に合わせて発売されます。
ごく一部の一般の書店でしか扱っていない、この時刻表の入手方法はこちら。
http://www.rfa.or.jp/time/time.html

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